愛猫みー 己より弱い存在を知る
こんにちは、みーママです。
寒暖差の激しいこの季節、花粉が多いこの季節、皆様は体調は崩されていないでしょうか?
猫のみーちゃんが我が家の家族になったのは、みーが生後2か月を迎えた7年前の4月だった。
主人が東京へ行き、新幹線🚅やタクシー🚕を乗り継く事4時間以上かけて、みーは我が家へ来てくれた。
突然みーの本当のママやみーの姉妹との生活を引き裂かれ、知らないおっさん(←主人)に連れられて、狭いキャリーケースの中に長時間いれられて、みーは想像を絶する程怖かったと思う。ごめんね。
一方我が家では私が、みーが今まで食べていたフードと同じもの、お水を入れたボウルを用意。猫砂を入れたトイレも部屋の隅のできるだけ静かな場所に設置。肌触りの良いブランケットもカーペットの上などに数枚用意。
少しでもみーの心が落ち着く様にと務めた。
我が家に到着してから数時間はみーはTVボードのまわりをウロウロと落ち着かない様子。
しかし徐々にお水を飲んでくれ、フードを食べてくれ、おトイレも粗相なく一発で成功。
必死に我が家になじもうと努力してくれている様に私の目には映った。
(追記:生後3ヶ月頃のみー)
私は小学生の頃にペットと暮らしたいと思ったことがあった。
8つ年上の姉と一緒に絶対的権力のある父に「犬と暮らしたいんだけど・・・。」とお願いしをした。
それから数か月後父が「犬を連れてきたぞ!」と私達に言った。
歓喜にわく姉と私。
見たら、犬の置物だった。最悪のブラックジョークだ。
それから二度と実家でペットと暮らしたいとは思わなくなった。
先述の通りペットと暮らしたこともなければ、家庭内では末っ子、ご近所でもいつも自分がなぜだが年下だった。
社会人経験はあるけれど、特別子供さん相手の仕事でもなかった。
そして出産経験はなく子供なし。
私は家庭内において人生においても、甘え気質が強かったかもしれない。
ところが、みーは私がいないとごはんも食べれないし、新しいお水も飲めないし、おトイレの掃除もできない。
(いや、本当はできないふりをしているだけかも。私を召使いとして使っているだけかもしれない。)
でもこれが非常に愛おしくて、愛おしくて。人生初めての感情なのである。
(追記:こちらも生後3ヶ月頃のみー)
自分より弱い存在がこの世の中にいる。
この子(猫)を守らなくては!
すごく辛い事があっても、もう1日もう1日だけこの子のために頑張ってみよう!と思う。
みーは私にも母性というものがあることを気がつかせてくれた。
(でも1年に数回みーに怒ってしまうこともある。そんな時は後から猛省して、ひたすらひたすら謝り続ける。)
つたない文章を最後までお読み頂き、ありがとうございました。